京都学園大学・京都先端科学大学同窓会

春の訪れ

今年の冬は寒い日が多く、京都市内でも雪がちらつく光景がよく見られました。この時季、気になるのが梅の花。ニュースで開花状況などが流れると、春の訪れを感じますよね。

私たちの母校・京都先端科学大学の京都太秦キャンパスから西へ行ったところに、ここ数年、猫神社として知られ、猫好き憧れの神社となっている「梅宮大社(うめのみやたいしゃ)」があります。

梅宮大社は京都一古い梅の名所です。
日本最古の酒造の神の神様を祀られ、酒造、子授け・安産にご利益があることでも有名です。
平安時代以前は花の美しさと香りの良さ、そして実は薬として重宝されていたことから、桜より梅の花を人々は愛でていたそうです。
祭神の1柱である木花咲耶姫命の「このはな」とは梅の花をさすことから、境内にはたくさんの梅の木が植えられ、現在、40種類550本以上の梅の木があり、2月中旬から3月中旬まで梅の花を楽しむことができます。
またご利益として子授けの「産(うめ)」と「梅(うめ)」とが掛けられ、梅宮大社のご神花は梅となっています。
「梅津」という一帯の地名の由来になっているそうです。

境内の神苑では梅の木以外にも、桜、杜若、キリシマツツジ、花菖蒲、紫陽花など、四季の花々を鑑賞することができます。

学生時代、このあたりに下宿されていた方もおられるのではないでしょうか。
梅が咲き始め、訪れた人たちの目を楽しませています。5日現在、五分咲きで、まもなく見頃を迎えそうですよ。

以前お伝えした、母校・京都亀岡キャンパスのある亀岡市の大本本部や穴太寺、金剛寺へ、春を感じるドライブに訪れたり、歩いて、自転車で、可憐な花が見事に咲き誇る梅を愛でて、平安貴族たちが好んだ麗らかな気分を味わってみてはいかがですか。
そして、久しぶりに懐かしの母校に足を運んでみてはいかがですか。

◆ 意外と知られていない梅の開花状況〔平成19年03月08日(木)配信〕

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