京都学園大学・京都先端科学大学同窓会

ご存知ですか亀岡の特産品!?パートII

「鬼は外?、福は内?!」。明日の2月3日は多くの家庭や神社仏閣などで子どもたちが楽しそうに豆まきをしている様が見れるかもしれません。そう、2月3日は日本のカレンダーでは「節分」ですね。祝日ではありませんが、全国各地の神社仏閣で豆まきが行われる年中行事として定着しています。しかし本来「節分」とは年に4回あるんですね。「節分」の本来の意味は「季節の境目」。それが「春の始まり=1年の始まり」ととらえられるようになり、立春の前日は「節分」であるだけでなく、1年の境目ととらえられ、特に盛り上がるようになったと考えられています。「立春」が春の始まりで、「立夏」が夏の始まり、「立秋」が秋の始まりで、「立冬」が冬の始まり。そして、それぞれの前日が「季節の境目」である「節分」となる。なのでカレンダーの「節分」の次の日は「立春」となっています。

ハバネロ
これが激辛の素・ハバネロ

さて、先日紹介した「関西人気テレビ番組で亀岡ネタ放映」はご覧いただけたでしょうか。テレビをご覧になった方はお感じになったと思いますが、亀岡は今ハバネロブームが席巻しています。市内各所の飲食店ではハバネロを使用した料理や調味料などが人気を博しています。

ハバネロ畑
青々としたハバネロ畑の中で……
ハバネロ
真っ赤なハバネロの実がなってます

このハバネロが日本で栽培され始めたのは5年ほど前。そこへ大手菓子メーカーの東ハトが激辛スナック「暴君ハバネロ」を発売したことで、爆発的に認知度が高くなりました。ではなぜ亀岡=ハバネロなのかというと、なにを隠そう実は亀岡市内の事業所、篠ファームが日本で初めてハバネロを栽培流通させた事業所だったのです。ハバネロが全国的な人気を集めてからは亀岡市内の多くの飲食店などでハバネロ商品が作られています。中でも人気を博しているのは「ハバネロ醤油」や「ハバネロうま辛黒豆味噌」、「ハバネロうま辛白味噌」、「ハバネロ飴」などです。これは篠ファームと市内の事業所が共同開発したものでインターネットでも購入可能です。

ハバネロ醤油
篠ファームさん販売のハバネロ醤油。他にもハバネロを扱った商品がたくさんありますよ

同窓生のみなさんの中にも辛いもの大好きという方がいらっしゃると思います。我こそはという方は亀岡に立ち寄った際、激辛なハバネロにぜひ挑戦してみてください。

※ワンポイント

そもそもハバネロって何だ!? とお感じの方も多いのではないでしょうか。ハバネロはキューバやメキシコ原産の世界一辛いと言われているトウガラシです。どのくらい辛いのかと言うと、辛さの度合いには通常「スコヴィル」という単位が使われますが、ハバネロの辛味は300,000スコヴィル。これはハラペーニョの約80倍、タバスコの約10倍の辛さに相当します。中でもハバネロレッドサビナ(Red Savina Habanero)という品種は、「世界一辛いスパイス」としてギネス記録に公認され、その記録は577,000スコヴィルと驚異の辛さを誇っています。

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