先日、ロシアの永久凍土から生後 1 年ほどのマンモスが発見されたそうですが、みなさんご存知でしたでしょうか。なんとこのマンモス、一昨年話題を呼んだ「愛・地球博」のマンモスよりも発見時の状態が良く、1 万年前に突然絶滅したマンモスの謎が解明されるかもしれないと大きな期待が持たれて、来年以降、日本に運ばれ調査研究が行われるようです。しかし、地球温暖化によって永久凍土が溶け出したわけですから、マンモスの発見も手放しでは喜べないですね。
「亀岡祭」など亀岡の伝統行事にスポットを当てた講演が行われます
さて、故郷・亀岡では、亀岡の歴史風土を研究するシリーズ「?ダイナミックかめおか?丹波学トーク」が 7 月 14 日に開催されます。第 60 回を迎える今回は、京都学園大学でも教鞭を執られた植木行宣さんが『風流の伝承?亀岡の祭りと芸能?』をテーマに基調講演が行われます。
『基調講演』
亀岡市は、佐伯灯篭、出雲風流花踊、亀岡祭、大井神社の立花行事など注目すべき伝承が多い。その多くは中世文化の基調といえる風流(ふりゅう)の流れを伝える民俗であり、そこに大きな特色がある。風流とは趣向をを凝らした作り物から、しだいに趣向を凝らす行為や美意識をも意味するようになった。それがどうしてこれらの祭りとなって受け継がれたのか、祭りの伝承を通してみてきいたい。
『パネルディスカッション』
パネリスト 植木行宣さん(元・京都学園大学教授)
亀岡市史を読む会会員
コーディネーター 黒川孝宏さん(亀岡市文化資料館館長)
日 時 7月14日(土) 午後1時30分?午後3時30分
会 場 ガレリアかめおか 2階大広間
入場料 無料
講 師 植木行宣さん
こちらも亀岡の伝統行事「佐伯灯篭」
私たち同窓生の中にも、植木行宣先生の授業を受けたという方が大勢いらっしゃるのではないでしょうか。学生時代はまじめに話を聞いていなかったというあなたもこの機会にもう一度、懐かしの恩師による授業に耳を傾け、故郷・亀岡の持つ大きな魅力を再発見してみてはいかがですか。恩師との久々の再会も楽しめるかもしれませんね。