日本列島各地が続々と梅雨に入っていますが、同窓生の皆さんがお住まいの地域はどうでしょうか?ニュースなどでも取り上げられているようですが、梅雨前線の活発化による集中豪雨やそれに伴う災害が起こらないようにと願うばかりです。
皆さんの故郷、亀岡市でも例に漏れず梅雨入りしております。その亀岡市で見ごろをむかえているのが亀岡市の市花でもある「躑躅(つつじ)」です。このつつじ、全国的に春を彩る花木として多く植えられています。
大学・楠風館前のつつじ。
「あー! そういえば!」と
思い出される方も多いのでは?
亀岡市内の車道と歩道の境に植えられているつつじは、花盛りになるこの時期、街中に赤いベルトを敷いたように風景を飾ります。
☆名所ピックアップ:
・亀岡市曽我部町 京都学園大学キャンパス内
・亀岡市追分町 JR亀岡駅周辺
・亀岡市安町 亀岡市役所庁舎周辺
見ごろは今週末から来週にかけて。おそらく、皆さんが今おられる街でも咲いているであろうつつじの花。現役生時代に見たキャンパスのつつじの花と、今見るつつじの花とでは、また違った見え方がするかもしれません。
また、亀岡市ではこのつつじをフィーチャーした「市花展」が開かれています。市内新興住宅団地の名前も「つつじヶ丘」と名づけられるほど。皆さんがお住まいの町はどんな花が「市花」になっているのでしょうか。調べて見ると意外なものが選定されていて驚きがあるかもしれませんね。
☆ワンポイント☆
とても有名なツツジやサツキ。植物に疎い人は全く別の植物に思われるのでは。実はサツキの正式な名前はサツキツツジで、実はつつじの一種なのです。
分類から説明すると、ツツジ科には、ツツジ属、カルミア属、エリカ属などがあり、ツツジ属はさらにツツジ亜属、レンゲツツジ亜属、シャクナゲ亜属などに分かれます。サツキは分類上、「ツツジ科ツツジ亜科ツツジ属ツツジ亜属ツツジ節ツツジ亜節サツキ列」にあり(頭が混乱してきそうですが)、つつじの一種なのです。
難しい話はこれくらいにして、江戸時代の園芸書には、「春咲くをツツジ、初夏咲くをサツキ」と記してあり、開花時期、季節感の違いにより区別されるようになったようです。