令和6年度の「同窓会奨学金交付式」終了後の令和6年12月7日(土)12時30分から、京都太秦キャンパス内Café Restaurant「THE COMMONS G」にて、『 同窓会カフェ 』を、学生14名、来賓2名、同窓会役員14名、全体で30名の参加者にて開催しました。同窓会カフェは、令和3年度に開催いたしました同窓会と学友会との懇談会において、現役学生から就職活動を行っている中で、経営者である同窓生から直接採用に関する本音の話などが聞きたいとの要望を受け、同窓会の新たな会員事業としてスタートしました。
今年度は、前回参加された方や同事業について提案された方の意見等を踏まえ、令和4年度とは異なり、同日午前中に開催された令和6年度の「同窓会奨学金交付式」にご出席いただいた奨学生の皆さんをはじめとする在校生と、さまざまな職業で活躍する同窓会役員が交流する場を目指し、参加者間の意見交換を促進するために、イスラム教の食文化「ハラール(Halal)」に配慮したメニューを含む、立食形式で行いました。
同窓会カフェは、総務委員会 東 直美副委員長の司会で進行しました。
中村 正孝同窓会長が所用のため欠席となったことから、主催者を代表し、東 尚志同窓会副会長より開会の挨拶がありました。
また来賓の挨拶として、京都先端科学大学 学生センター 西原 昇部長よりご挨拶をいただきました。ケータリング形式での食事を楽しみながら、同窓会役員が会場前方に整列し、司会を務める東副委員長の進行のもと、それぞれが順番に自己紹介を行いました。
その後に開始されたキャリアトークでは、同窓会役員が各テーブルに着席し、学生は各テーブルを順に巡回する形式で進行しました。
各テーブルにおいて、同窓会役員は自身のキャリアを記載した「しごとカード」を学生に提示し、このカードを基にした対話を通じて、学生の疑問が解消されるだけでなく、自然な形で質問や学生生活全般に関する意見交換が活発に行われました。
キャリアトークが一巡し、各テーブルで活発な交流が盛り上がりを見せる中、総務委員会 川嶋 哲平委員長から閉会の挨拶がありました。
今年度の同窓会カフェ事業は、奨学生を中心とした学生と同窓会役員が直接交流を深める場を提供することを目的として開催しました。一方で、本事業は、新たに始まったばかりの試験的な取り組みであったため、運営面での課題や改善すべき点がみられました。これらの課題を真摯に検証し、次回以降の事業に活かすことで、より良い形での同窓会事業運営を目指したいと思います。
参加いただいた学生の皆様にとって、この交流が将来をより具体的に描くためのきっかけとなり、キャリア形成の一助となったのであれば、何よりの喜びです。また、同窓会役員にとっても、次世代を担う学生たちとの直接的な意見交換を通じて、彼らの成長を支える一翼を担えたことが、大変意義深い時間となっていれば幸いです。