令和2年10月26日(月)、新型コロナウイルスの影響により、プロ野球の開幕が3ヶ月も遅れた異例のシーズン。
プロ野球の新人選手選択会議、通称『 ドラフト会議 』も例外ではなく、昭和40年(1965年)から56回目にして、初めて、今年は「レギュラーシーズン中」に、指名も各球団の首脳陣が一堂に会する形式から、球団ごとに分けられた個室から参加する「 オンライン 」での開催となりました。
テレビ放送やネット放送を見ておられた方もおられるとは思いますが、そんな異例な年のドラフト会議、私たちの母校でもドラマが生まれました。
硬式野球部の喜多隆介捕手(人文学部 心理学科 4年生)が、読売ジャイアンツから育成ドラフト指名を受けました。
平成31年(2019年)4月に、京都学園大学から京都先端科学大学に校名変更されてから初めてプロ球団から指名されたことになります。
喜多隆介選手は、「選ばれてうれしい気持ちが強かったです。ほっとしました。どんな結果になってもしっかり受け止めようと思っていたので、支配下指名が終わっても気持ちを切り替えていたので良かったです。」と笑顔を見せました。
また「一番下からのスタートなので、はい上がって一軍で活躍できる選手になりたいです。」と強く意気込んでいました。
中島輝士監督は喜多隆介選手に対し、「まずは3年間死に物狂いで練習してほしい。とにかく泥まみれで3年間しっかり頑張ってほしい。」と期待を込め、激励の言葉を贈られました。
4年間一緒に戦ってきた江藤雄樹主将(健康医療学部 健康スポーツ学科 4年生)は、「同級生からプロ野球選手が出たことに、すごく嬉しい気持ちです。僕たちも頑張ろうと強く思いました。僕たちが経験出来ないことを喜多選手は経験できるので、頑張ってほしいです!」と、野球部を代表し、エールを送りました。
同窓会常任理事で、硬式野球部 元監督の坂根耕世チーフディレクターからは花束贈呈。
これからの硬式野球部の活躍に期待するとともに、後輩たちの頑張りを応援していきたいと思います。