両日とも炎天下に負けない白熱したゲームでした!
母校・京都学園大学の硬式野球部が所属する、京滋大学野球連盟 2007 年春季リーグ戦の最終節、ライバル佛教大学との優勝をかけた試合が 23 ・ 24 日、西京極球場で行われ、全国大会への出場権をかけた熱戦が繰り広げられました。京都学園大学は死力を尽くしてプレーをみせてくれましたが惜しくも 2 連敗を喫し準優勝となりました。応援に駆け付けていただいた皆さん、また関係者各位の皆さまには京都学園大学同窓会からもお礼を申し上げます。これからも、私たちの後輩たちの活躍を見守ってあげてください。
23 日行われた第 1 戦では、エースピッチャー宮内大輔くんが 113 球の熱投でチームを引っ張るものの 1 - 1 で迎えた 7 回裏、足にけいれんを感じていた宮内くんの投球が高めに浮いてしまい佛大に連打を浴びるなどしてこの回3失点。京都学園大は相手エースを攻めあぐね結果、 5 - 1 で初戦を落としてしまいました。
全国大会出場へ向けて負けられない状況となった 24 日の第 2 戦は、昨日の熱投そのままにエースの宮内くんが連投。相手先頭打者を外側低めの球で三振にとるなど、 3 回までに 5 奪三振を奪い前日の疲れを全く感じさせないピッチングを披露してくれました。
打線も宮内くんの好投に応えるべく 3 回裏の攻撃、 2 アウトから 9 番新田大介くん、 1 番野口勝道くんが連続フォアボールで出塁。 2 番上田永力くんがバットを折りながらもレフト前にしぶとく運び、待望の 1 点を先制しました。
その後も好投を続ける宮内くんでしたが、疲れの見えてきた 5 回に守りのミスも重なり 1 点、 6 回には集中打を浴びて 3 点を失い、 4 失点でリリーフの濱崎重志くんにマウンドを譲りました。
3 点を追う京都学園大学の攻撃は直後の 6 回裏、先頭の植村くんが初球を引っ張りレフトオーバーの 2 塁打。 4 番竹内啓太くんも初球を叩き、ライト後方への大きなタイムリー 3 塁打で 1 点を返しました。ランナーを 3 塁に置いて続く河原英希くんの打球はセンターへの大きなフライ。竹内くんがタッチアップを試みましたが、好返球もありクロスプレーで刺され追加点を奪うことができませんでした。
長打の連打で破壊力の片鱗を見せてくれました
きわどい判定だったクロスプレー
選手たちの頑張りに、応援も力が入ります
その後は京都学園の持ち味全員野球で相手に追加点を許さず、逆転へ向けた最終回の攻撃。一死から 5 番河原くんが 2 塁打、山中啓照くんが四球で 1 ・ 2 塁とするなどチャンスを作るものの後一本を打つことができず 4 - 1 と悔しい結果となってしまいました。しかし、試合後の選手たちの表情からは、この悔しさをバネに夏の練習に臨み、秋季大会では 4 季ぶりの全国大会出場を目指すという決意を見て取ることができました。秋季大会のリベンジに乞うご期待です!