5 月も下旬を迎え、故郷亀岡の田園風景は田植えのシーズンを向かえ水面に移るもうひとつの空にも麗らかな初夏を感じるシーズンとなりました。そんな中、京都学園大学同窓会として平成 16 年に初の支部を発足させた滋賀県支部は 20 日、第 1 回交流研修会「信楽焼体験&見学会」を行いました。
行って参りました、信楽の里は「丸克製陶所」!
今回の研修会は、京都学園大学に関係(同窓生・学生・教職員)する私たちの親睦を深めると共に同窓会・大学の発展を願い、交流することをねらいに滋賀県支部(馬場善和支部長)が企画を練ってきました。
陶芸教室の模様。小西さん直々にご教授いただきました
初開催となったこの日は、同窓会理事やご家族、大学関係者など 18 名の方々にご参加いただき滋賀県の誇る陶器の都、信楽町への小旅行を実施。私たちと同じ同窓生で、老舗信楽焼製造窯元「丸克製陶所」4 代目専務取締役の小西敏夫さん(経済学部 14 期卒業)のご厚意により、平安の時代から連綿と続く信楽焼の製作過程を見学したほか陶芸教室を体験させていただきました。
粘土ををひも状にして積み上げて作る縄作り。
これがまた楽しくも難しいんです(^^;;)
陶芸教室ではほとんどの方が初体験の中、ビアグラスやお茶碗などみなさん思い思いの形にしていき、童心にもどったように土を捏ねながら、在学生時代の懐かしい思い出話に花を咲かせながら親睦を図っておられました。また、帰りのバスの中では「今度は日帰りじゃなく一泊旅行がしたいもんですね」「本部も支部の活動に負けないよう魅力的な企画をしていきましょう」などとこれからの事業へも期待をみせていました。
老舗信楽焼製造窯元「丸克製陶所」4 代目専務取締役・小西敏夫さん(経済学部 14 期卒業)
本当にお世話になりました。有難うございます。
参加者のみなさん、卒業した年は違えど、同じ学び舎で青春時代を過ごしたというだけで尽きることのない会話が生まれていました。この何物にもかえがたい「絆」が信楽焼の歴史のようにこれからも延年と続いて行くのではないでしょうか。
今回の研修会には遠くは福井や福知山からの参加もいただきました。また、信楽までのドライバーとして安全運転をしていただいた吉仲和夫滋賀県支部理事を始め参加者の皆様にも重ねてご恩礼申し上げます。
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※滋賀県支部交流研修会の模様は、同窓会コミュニケーション誌「CHEER!!」20 号でも紹介させていただく予定です。乞うご期待ください。また、今回ご協力いただいた、「丸克製陶所」4 代目専務取締役の小西敏夫さんにつきましても「同窓生のお店を訪ねて」で紹介させていただきます。