毎年恒例となりました学友会との懇談会。今年は、11月23日(金)3連休の初日、多くの観光客が訪れる紅葉たけなわの嵐山・渡月橋や天龍寺に程近い、
JR嵯峨嵐山駅前にある「京料理 花月園 福家」で開催。
同窓生でもあるご主人の太田真治さん(昭和56年経済学部経営学科卒業)が腕を振るう老舗で著名人なども足しげく通う名店でもあります。
平成7年、同窓会報Cheer! No.12での企画をきっかけに、その年の秋に開催された同窓会と学友会との交流。現役学生たちの熱烈なアプローチを聞き、同窓会として母校の発展のためにできることを直接聞ける機会として、平成8年から開催され、今年で17回目を迎えました。
この懇談会の中での話から創設された「同窓会奨学金」。今年は、その奨学生を初めて迎えて同窓生・現役生合わせて33名が参加しました。
開会にあたり、中村正孝同窓会長から挨拶があり、
その後、学生時代は放送局で話術を磨いた、竹内博士同窓会理事の司会の下、参加者の自己紹介で座談会がスタート。
現役生のトップは、中央委員会議長の町支知弘君。
その後、同窓生と交互で自己紹介。そして座談会へと。
現役生からは、「後悔されていることは?」「こんなことをしておけば良かったことは?」などの社会人になるにいたり、学生生活を満喫するための質問や、
旧体育館跡地にできたグリーンプラザ芝生広場への要望などの意見が次々と出てまいりました。
続く懇親会は、来賓の坂本文夫教育修学支援センター長の乾杯のご発声でスタート。
中村会長と坂本教授から「京都学園大学キャンパス産 日本みつばち蜂蜜使用 花麹 どらやき」のお土産が参加者全員にあると事務局からの嬉しいお知らせも。
現役生らは普段口にすることは滅多にないであろう京会席を前に感嘆しながら秋の味覚に舌鼓。
同窓生も笑顔で学生時代の思い出を語り合い、現役生に大学の近況を聞きながら大学時代を懐かしみ、今も昔も変わることのない母校の話題に華が咲きました。
途中、「学園大といえば」というイメージを参加者全員がカードに書いて、それを基にしたビンゴゲームを開催。
カードに書かれた言葉を見て、そこから新たな話題も飛び出し、盛り上がりました。
有意義な時間はあっという間に流れ、井尻雅丈同窓会副会長の閉会の挨拶でお開きとなりました。
懇親会では現役生と同窓生、教員までが分け隔てなく同じ雰囲気で親睦を深められると言う、学園大ならではの穏やかな校風の一端を見受けることができました。
現役生と同窓生、母校と同窓会。両者の繋がりの大切さを改めて認識できた会となりました。
One Response
今回の懇談会の会場となりました花月園福家は、著名人等も足しげく通う名店というだけあって、学友会の皆さんの中には敷居が高い或いは、学生が利用するには分不相応なのではという、
不安を抱いていた方もいたかも知れません。
しかし心強い事に太田真治さんとおっしゃる、同窓生の方が腕を振るっていますので当然、安心して利用されたのはまず間違いありません。
しかもそこでは京会席に舌鼓を打たれたそうですが、私なんか在学中は一度も食べた機会がなかったんです。
それだけ京会席には無縁でしたので、それが心残りと言えば心残りでしたね。